「日本、家の列島」は日本の現代建築の家を独自の文脈で提示する巡回展覧会です。
【コンセプト】
日本における個人住宅について語る事、このアプローチは建築と都市性と社会性の細見という普遍的で繰り返されるテーマである。しかし、ここにある家は個人的なプログラムへの対応という厳格な枠組みを越えた存在となっているのである。
日本である家、いわゆる「日本の家」は、関心事であり、長い間不可解であった。それらは、しばしば誤のうちに、その物理的、社会的、文化的背景からきりはなされ、新規性や伝統とは無関係な奇妙で半狂乱の競争を呼び起こすものあった。たとえ彼らの創造力を賞賛したとしても、その居住性についての疑問を拭う事ができないできた。だからこそ、この展覧会の目的は日本人建築家による住宅がどのように創造されているのかという背景を理解するために、歴史的、コンテクスト上の概念の明解な説明の探求にある。
【作品構成】
「昨日の家」
展示されるのは居住や建築の独創性、環境への取り組みで話題となった現代建築史に名を残す建築家達の、20世紀を代表する14軒の有名な家。
「東京の家」
36軒もの住宅の『ポートレート』をそれらの背景とともに紹介する。
「今の家」
20軒の家をケーススタディーとして取り上げ、その家に住む人とデザインを手がけた建築家のインタビュー、家の図面、模型、写真と映像を使って構成される。
「今の家」の作品:
【会期・会場】
2014年05月14日 ~ 2014年07月30日 :
2014年09月05日 ~ 2014年11月14日 :
2014年12月04日 ~ 2015年03月21日 :
2015年06月24日 ~ 2015年09月07日 :
2015年09月15日 ~ 2015年10月01日 :
2016年02月05日 ~ 2016年03月20日 :
2016年03月25日 ~ 2016年06月19日 :
2016年06月22日 ~ 2016年07月10日 :
2016年10月13日 ~ 2016年12月17日 :
伊豆高原の家
ハウス&アトリエ・ワン
昭島家
HOUSE kn
カタ低
鉄の家
O邸
羽根木公園の家—景色の道
駒沢の家
切通しの家
材木座の家
Repository
鎌倉の家
大きなすきまのある生活
バウンダリー・ハウス
デッキの家
+ node
光の郭
千葉の家
窓の家
フランス - ポワティエ( 建築会館「Maison de l'Architecture Poitou-Charentes」)
フランス - ルーアン ( 建築会館「Maison de l'Architecture Haute-Normandie」)
フランス - ニス ( 建築会館「Forum d'Urbanisme et d'Architecture」)
フランス - パリ ( 国立建築遺産博物館「Cité de l’architecture et du patrimoine」)
スイス - ローザンヌ (スイス連邦工科大学ローザンヌ校 「EPFL, Archizoom 」)
ベルギー - ブリュッセル ( 「La Cambre Horta, Universite Libre de Bruxelles 」)
ベルギー - ヘント ( 「Design museum Gent 」)
オランダ - アムステルダム ( 「Looiersgracht 60 」)
フランス - リール( 建築会館「Maison de l'Architecture et de la Ville Nord Pas de Calais」)
堀部安嗣建築設計事務所
アトリエ・ワン
西沢大良建築設計事務所
河内建築設計事務所
加茂、タルディッツ
隈研吾建築都市設計事務所
中山英之建築設計事務所
坂茂建築設計
長谷川豪建築設計事務所
SUGAWARADAISUKE
柳澤潤 コンテンポラリーズ
五十嵐 淳建築設計事務所
みかんぐみ
オンデザインパートナーズ
山下保博アトリエ・天工
手塚建築研究所
UID一級建築士事務所
エムエースタイル建築計画
建築設計事務所 SUPPOSE DESIGN OFFICE
吉村靖孝建築設計事務所
写真 ©Jérémie Souteyrat
【展覧会のスポンサー】
「株式会社 貞雄」より支援を受けています。この展覧会には「無印良品の家」が展示されています。